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【市況】マザーズ指数は4日ぶり反落、地合い悪で目先の利益確定/マザーズ市況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、このところの中小型株物色の流れから買いも入ったが、結果的に目先の利益を確定する動きが優勢となった。為替の円高進行やこれに伴う日経平均の軟調推移を受けて、個人投資家の積極姿勢もやや後退したようだ。なお、マザーズ指数は4日ぶり反落、売買代金は概算で1178.72億円。騰落数は、値上がり88銘柄、値下がり149銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、直近で上昇の目立っていたナノキャリア<4571>のほか、DMP<3652>、サイバーダイン<7779>、ミクシィ<2121>、GNI<2160>などが下落。本日より信用規制が実施されたフィルカンパニー<3267>も売り優勢だった。また、アンジェス<4563>やユニネク<3566>がマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>は朝高後伸び悩んだものの、終値で小幅ながらプラスを確保した。その他、ブライトパス<4594>、PKSHA<3993>、サンバイオ<4592>などが上昇。また、ベネフィットJ<3934>、一家ダイニング<9266>、大泉製<6618>などがマザーズ上昇率上位となり、自社創薬品目「RBM003」の実験結果が好感されたリボミック<4591>や特許出願観測のアスカネット<2438>なども大きく買われる場面があった。
《HK》

 提供:フィスコ

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