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【材料】旭化成が反発、エアバッグ向け原糸に使われるナイロン66繊維を増産へ

旭化成 <日足> 「株探」多機能チャートより
 旭化成<3407>が反発している。この日、宮崎県延岡市で、エアバッグ向け原糸やタイヤの補強材などに使われるナイロン66繊維「レオナ」の生産設備を増設すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。

 「レオナ」の主力用途である自動車用エアバッグは、アジア地区での自動車生産台数の増加や、各国での安全に対する要求の高まりにより搭載率が上昇しており、今後も成長が見込まれることから今回の増設を判断したという。現在、「レオナ」は延岡市のレオナ繊維工場で年間3万3000トン生産されているが、増設により生産能力を5000トン引き上げるとしている。なお、今年2月に着工し、20年3月期上期に稼働開始を予定しているという。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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