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【特集】イノベーション Research Memo(5):有利子負債の減少に財務体質の改善が進む


■イノベーション<3970>の業績動向

3. 財務状況と経営指標
2018年3月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比149百万円減少の1,085百万円となった。現金及び預金が159百万円減少したことが主因となっている。一方、負債合計は前期末比145百万円減少の260百万円となった。主に、未払法人税等が66百万円、有利子負債が27百万円それぞれ減少したことによる。また、純資産合計は四半期純損失5百万円の計上を主因として、前期末比3百万円減少の824百万円となった。

経営指標を見ると、負債の減少に伴い自己資本比率が前期末の67.1%から76.0%に上昇し、有利子負債の減少に伴い有利子負債比率は前期末の18.1%から14.9%に低下するなど、財務体質の改善が若干進んだと言える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《MH》

 提供:フィスコ

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