【市況】明日の株式相場見通し=堅調地合い引き継ぎ買い優勢、投資家のリスク許容度広がる
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「日経平均株価は前週末までの4日続落で、合計385円幅下落していたが、きょうの348円の大幅反発でほぼそのマイナス分を埋めて、上昇軌道復帰を鮮明にしてきた。あすにも、終値ベースの年初来高値である11日の2万2938円73銭を更新する可能性もある。前週の4日続落で、海外投資家のポジション調整の売りに一巡感が出ていることから、上値圧迫が限定的となりそうだ」との見方が出ていた。
週明け18日の東京株式市場は、前週末の米国株市場の好地合いを引き継ぎ大きく買い優勢に傾き、日経平均株価は2万2900円台まで上値を伸ばした。終値は前週末比348円55銭高の2万2901円77銭と5日ぶりに急反発した。
日程面では、コンサルタントのビジネスマッチングサービス「Free Consultant.jp」の運営などを手掛けるみらいワークス<6563>が、東証マザーズに新規上昇する。
このほかに上野動物園のパンダ「シャンシャン(香香)」の一般公開に注目。米11月の住宅着工・完工件数、米7~9月期の経常収支、独12月のIfo景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)