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【市況】明日の株式相場見通し=堅調地合い引き継ぎ買い優勢、投資家のリスク許容度広がる

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(19日)の東京株式市場は、きょうの堅調地合いを引き継いで買い優勢の展開が予想され、日経平均株価は2万3000円台に乗せる場面もありそうだ。法人減税などを盛り込んだ米税制改革法案の年内成立期待の高まりが、国内外投資家のリスク許容度の拡大につながり、主力株を中心に買いが継続しそうだ。

 市場関係者からは「日経平均株価は前週末までの4日続落で、合計385円幅下落していたが、きょうの348円の大幅反発でほぼそのマイナス分を埋めて、上昇軌道復帰を鮮明にしてきた。あすにも、終値ベースの年初来高値である11日の2万2938円73銭を更新する可能性もある。前週の4日続落で、海外投資家のポジション調整の売りに一巡感が出ていることから、上値圧迫が限定的となりそうだ」との見方が出ていた。

 週明け18日の東京株式市場は、前週末の米国株市場の好地合いを引き継ぎ大きく買い優勢に傾き、日経平均株価は2万2900円台まで上値を伸ばした。終値は前週末比348円55銭高の2万2901円77銭と5日ぶりに急反発した。

 日程面では、コンサルタントのビジネスマッチングサービス「Free Consultant.jp」の運営などを手掛けるみらいワークス<6563>が、東証マザーズに新規上昇する。

 このほかに上野動物園のパンダ「シャンシャン(香香)」の一般公開に注目。米11月の住宅着工・完工件数、米7~9月期の経常収支、独12月のIfo景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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