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【市況】【↑】日経平均 大引け| 5日ぶり急反発、米株高や円安でリスク選好買い (12月18日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  22770.44
高値  22927.50(14:45)
安値  22735.20(09:11)
大引け 22901.77(前日比 +348.55 、 +1.55% )

売買高  16億1363万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆6934億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は5日ぶりに急反発、TOPIXは年初来高値更新
 2.米株市場でNYダウなど主要指数が揃って最高値、為替の円安も追い風に
 3.米税制改革法案の成立期待が高まり、日米ともにリスク選好ムード一色
 4.銀行や保険など金融関連株が高く、半導体関連株も買い戻し鮮明に
 5.クリスマス休暇前の外国人のポジション調整の売り一巡で、上値に軽さ

■東京市場概況

 前週末の米国市場ではNYダウは143ドル高と反発、2日ぶりに過去最高値を更新した。税制改革法案の成立期待が高まり買いが優勢となった。

 週明けの東京市場では、前週末の米国の好地合いを引き継ぎ大きく買い優勢に傾き、日経平均株価は2万2900円台まで上値を伸ばした。

 18日の東京市場は、リスク選好の流れが強まり、日経平均は大きく切り返す展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウが140ドル超の上昇で過去最高値を更新したほか、ナスダック指数、S&P500指数も揃って最高値となり、この流れが日本株に波及した。直近まで日経平均は4日続落していただけに値ごろ感からの押し目買いや買い戻しが活発化、一気に12月11日につけた年初来高値を目前に捉えるとともに、2万3000円大台回復を視界に入れている。為替が円安方向に振れたことも追い風となった。米税制改革法案が成立する可能性が高まったとの見方が買いに弾みをつけ、金融株や半導体関連など主力株が総花的に買われた。クリスマス休暇前の海外投資家のポジション調整の売りが一巡していたことも、上値を軽くしたとみられる。なお、TOPIXはひと足早く年初来高値を更新した。

 個別では、トヨタ自動車<7203>が大幅な上昇をみせたほか、ソフトバンクグループ<9984>も堅調。SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>なども買い優勢だった。岡谷電機産業<6926>が一時ストップ高に買われ、ソースネクスト<4344>、タムラ製作所<6768>、モリテック スチール<5986>なども値を飛ばした。ニッカトー<5367>、兼松<8020>、関東電化工業<4047>なども物色人気。パンチ工業<6165>、セレス<3696>などの上げ足も目立った。
 半面、SBIホールディングス<8473>、SGホールディングス<9143>が利益確定売りに安く、大成建設<1801>も下落した。神戸物産<3038>、クミアイ化学工業<4996>が大幅安、ジャパンディスプレイ<6740>、マーキュリアインベストメント<7190>なども大幅下落した。千趣会<8165>も値を下げた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、ソフトバンク <9984> 、ダイキン <6367> 、信越化 <4063> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約88円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はKDDI <9433> 、鹿島 <1812> 、清水建 <1803> 、大成建 <1801> 、東京ドーム <9681> 。押し下げ効果は約11円。うち7円はKDDI1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち32業種が上昇し、下落は石油石炭製品のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)保険業、(3)銀行業、(4)非鉄金属、(5)電気機器。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)小売業、(2)建設業、(3)倉庫運輸関連、(4)陸運業、(5)鉄鋼。

■個別材料株

△1stコーポ <1430>
 上期経常を一転3%増益・最高益に上方修正。
△土屋HD <1840> [東証2]
 今期経常は88%増益へ。
△エイジア <2352> [東証2]
 東証1部に指定替え。
△アイケイ <2722> [JQ]
 今期経常を35%上方修正。
△ハブ <3030>
 期末に記念配当2円を実施し13円配当へ。
△オープンドア <3926>
 1→3の株式分割を実施。
△ユーザベース <3966> [東証M]
 1→2の株式分割を実施。
△ツナグS <6551> [東証M]
 1→3の株式分割を実施。
△中本パックス <7811>
 1→2の株式分割を実施。
△明豊エンタ <8927> [JQ]
 8-10月期(1Q)経常は14倍増益、上期計画を超過。

▼シリコンスタ <3907> [東証M]
 前期最終を一転赤字に下方修正、配当も無配転落。
▼オービス <7827> [JQ]
 前期営業益は下振れ着地で今期予想は59%減。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ソルクシーズ <4284> 、(2)ソースネクス <4344> 、(3)OKAYA <6926> 、(4)愛眼 <9854> 、(5)タムラ <6768> 、(6)モリテック <5986> 、(7)ニッカトー <5367> 、(8)中本パックス <7811> 、(9)パンチ <6165> 、(10)新川 <6274> 。
 値下がり率上位10傑は(1)神戸物産 <3038> 、(2)クミアイ化 <4996> 、(3)スターティア <3393> 、(4)Aエステール <7872> 、(5)SBI <8473> 、(6)SKジャパン <7608> 、(7)カチタス <8919> 、(8)三愛石 <8097> 、(9)カナデン <8081> 、(10)マーキュリア <7190> 。

【大引け】

 日経平均は前日比348.55円(1.55%)高の2万2901.77円。TOPIXは前日比24.43(1.36%)高の1817.90。出来高は概算で16億1363万株。値上がり銘柄数は1291、値下がり銘柄数は695となった。日経ジャスダック平均は3884.48円(13.24円高)。

[2017年12月18日]

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