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【通貨】来週の為替相場見通し=米税制改革法案の行方を注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、米税制改革法案の行方に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=111円00~113円00銭。

 来週は海外ではクリスマス休暇で休みを取る関係者が多く、出来高はやや細り気味となりそうだ。そのなか、米税制改革法案の行方が焦点となる。米トランプ政権は年内の同法案の成立を目指しており、クリスマス前の20日前後にも採決に掛けられる可能性がある。市場では同法案の成立を見込んでいるが、もし成立が困難となった場合、ドルは下値を探る展開となりそうだ。また、来週は20~21日にかけ日銀金融政策決定会合が開催される。同会合では、政策の現状維持が見込まれている。経済指標では、海外で19日に米11月住宅着工件数、21日に米7~9月期国内総生産(GDP)確定値、22日に米11月新築住宅販売件数の発表が予定されている。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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