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【市況】【↓】日経平均 大引け| 4日続落、一時反転も米株安や円高で買い続かず (12月15日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  22621.36
高値  22745.09(14:01)
安値  22478.32(11:20)
大引け 22553.22(前日比 -141.23、 -0.62%)

売買高  18億4421万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆3299億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は4日続落、途中戻り足に転じるも買いが続かず
 2.NYダウが6日ぶりに反落、1ドル=112円台前半の円高も嫌気
 3.日銀のETF買いの思惑もあり一時プラス圏も終盤に売り直される
 4.楽天の携帯電話参入による競争激化思惑で通信キャリア安い
 5.東証1部売買代金は3兆3000億円強と今週初の3兆円台こなす

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは76ドル安と6日ぶりに反落した。4日連続で過去最高値を更新していた反動や、税制改革法案の不透明感から利益確定売りが優勢だった。

 東京市場では、前日の米国株市場が軟調で為替が円高方向に振れたこともあって、手控えムードが強かった。途中戻りに転じるも買いが続かなかった。

 15日の東京市場は、リスクオフの波にさらされた。前日の米国株市場ではここ最高値更新を続けていたNYダウが後半失速して6日ぶりに反落、外国為替市場では1ドル=112円台10銭台まで円高が進み、これを受けて主力株中心に幅広く売りが優勢となった。楽天<4755>の携帯電話事業により競争が激化し採算が悪化するとの思惑から、通信メガキャリアが揃って売られ、全体地合いを悪くした。後場に入ると日銀のETF買いの思惑から日経平均は急速に下げ渋り一時プラス圏に浮上する場面もあったが、後場後半に売り直された。ただ、下値では買い向かう動きも観測され、東証1部の売買代金は3兆3000億円台と今週に入り初めて3兆円台に乗せた。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>をはじめ、NTT<9432>やKDDI<9433>などが大きく売られた。SGホールディングス<9143>も利食い売りが優勢となった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など銀行株も軟調。ファーストロジック<6037>、亀田製菓<2220>などが急落、東京製鉄<5423>も大きく下げた。ソースネクスト<4344>、ペッパーフードサービス<3053>などが下落、ディー・エル・イー<3686>も安い。
 半面、ファーストリテイリング<9983>が堅調、東京エレクトロン<8035>も買い優勢となった。SBIホールディングス<8473>が物色人気となったほか、カチタス<8919>も高い。東海カーボン<5301>、日本カーボン<5302>が値を飛ばし、昭和電工<4004>も大きく買われた。OSJBホールディングス<5912>も商いを伴い上昇した。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、東海カ <5301> 、コムシスHD <1721> 、安川電 <6506> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約44円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はKDDI <9433> 、ソフトバンク <9984> 、京セラ <6971> 、NTTデータ <9613> 、TDK <6762> 。押し下げ効果は約89円。うち46円はKDDI1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は6業種。上昇率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)空運業、(3)小売業、(4)証券商品先物、(5)パルプ・紙。一方、下落率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)海運業、(3)電気・ガス業、(4)その他金融業、(5)鉄鋼。

■個別材料株

△インベスC <1435>
 1→5の株式分割を実施。
△RSテクノ <3445>
 米BNYメロンが保有株6%超に買い増し。
△オロ <3983> [東証M]
 今期経常を一転13%増益・最高益に上方修正、初配当15円実施。
△イオンファン <4343>
 11月既存店売上高が12ヵ月連続で前年上回る。
△ラクオリア <4579> [JQG]
 導出先AskAtがEP4拮抗薬のライセンス契約。
△パーク24 <4666>
 今期経常は11%増で2期ぶり最高益更新。
△サムライJP <4764> [JQG]
 1→10の株式分割を実施。
△東海カ <5301> 、カーボン <5302>
 黒鉛電極の値上げが株価を強く刺激。
△OSJBHD <5912>
 上期経常が29%増益で着地。
△東京ドーム <9681>
 2-10月期(3Q累計)最終が19%増益で着地。

▲亀田製菓 <2220>
 今期経常を14%下方修正。
▲ファストロジ <6037>
 8-10月期(1Q)経常は64%減益で着地。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ソルクシーズ <4284> 、(2)東海カ <5301> 、(3)カーボン <5302> 、(4)SBI <8473> 、(5)ヨシムラHD <2884> 、(6)昭電工 <4004> 、(7)カチタス <8919> 、(8)JBR <2453> 、(9)オプテクスG <6914> 、(10)スターティア <3393> 。
 値下がり率上位10傑は(1)ファストロジ <6037> 、(2)ヤーマン <6630> 、(3)亀田製菓 <2220> 、(4)Aエステール <7872> 、(5)ショーケース <3909> 、(6)バリューHR <6078> 、(7)ライクKN <6065> 、(8)T&Gニーズ <4331> 、(9)鎌倉新書 <6184> 、(10)東京製鉄 <5423> 。

【大引け】

 日経平均は前日比141.23円(0.62%)安の2万2553.22円。TOPIXは前日比14.67(0.81%)安の1793.47。出来高は概算で18億4421万株。値上がり銘柄数は629、値下がり銘柄数は1343となった。日経ジャスダック平均は3871.24円(4.25円高)。

[2017年12月15日]

株探ニュース


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