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【材料】<動意株・14日>(前引け)=正栄食、フォーサイド、ウイン・パートナーズ

正栄食 <日足> 「株探」多機能チャートより
 正栄食品工業<8079>=ストップ高。同社は13日取引終了後、今期の最高益更新見通しと自己株消却などを発表したことが好感された。17年10月期の連結ベースの売上高は1033億4900万円(前の期比1.6%増)、営業利益は54億1700万円(同15.1%増)、最終利益は36億7700万円(同23.3%増)と増収増益で最高益を更新した。国内では原料乳製品の輸入が伸びたほか、菓子類やナッツなどリテール商品が好調だった。米国や中国事業も堅調だった。18年10月期は、売上高1045億円(前期比1.1%増)、営業利益57億円(同5.2%増)、最終利益38億5000万円(同4.7%増)と最高益更新を予想。配当は前期比6円増の年46円を見込んでいる。併せて、自己株式の消却も発表した。消却前の発行済み株式総数の19.2%に相当する405万9914株を12月26日付で消却する。

 フォーサイド<2330>=急騰。同社は13日、チャイナ・ペイメント・ゲートウェイと業務提携し、中国市場向け課金決済サービス「We Chat Payment」を提供開始すると発表した。越境ECでの決済ツールとして同課金決済サービスの導入を可能にすることで、中国での事業収益拡大が加速するとの思惑が投機資金の流入を誘う格好となった。

 ウイン・パートナーズ<3183>=急反発。同社は13日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想の修正について、最終利益を22億3000万円から29億1400万円(前期比36.1%増)へ上方修正したことが好感されている。連結子会社テスコが10月、大沢商事(11月1日付でテスコ秋田販売へ社名変更)の全株式を取得したのに伴い、負ののれん発生益6億8400万円を特別利益として計上することが要因としている。なお、売上高631億円(同9.2%増)、営業利益32億5000万円(同6.3%増)は従来見通しを据え置いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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