【市況】14日の株式相場見通し=売り優勢の展開か 米国株上昇もドル安・円高が重荷
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比80.63ドル高の2万4585.43ドルと5日続伸し、4日連続で過去最高値を更新した。米税制改正改革が一本化に向け進展をみせたことで、これを好感する買いが優勢だった。
日程面では、「フラット35」を中心とする住宅ローンの貸付および回収を行うモーゲージバンク事業のアルヒ<7198>が東証1部市場へ、RPA・AI・ビジネスプロセス可視化などを活用し、企業変革と働き方改革を推進するプロフェッショナルサービスの提供および企業のIT人材不足を解消するマッチングプラットフォーム「アサインナビ」の提供を手掛けるエル・ティー・エス<6560>が東証マザーズ市場へとそれぞれ新規上場する。
このほかに、18年度与党税制改革大綱決定、11月の新築マンション市場動向に注目。海外では、EU首脳会議(15日まで)、ECB理事会(ドラギ総裁会見)、米11月の小売売上高、中国11月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、英国の金融政策発表が焦点となる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)