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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):郵船、カルビー、エンジャパン

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本郵船 <9101>  2,618円  +79 円 (+3.1%)  本日終値
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>がいずれも続伸、業種別騰落率で「海運」は33業種中で値上がりトップとなった。ここ鉄鋼株が戻りに転じているが、鉄鋼株と株価連動性が高いのが海運株で出遅れ修正の買いが入っている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数が前日時点で9連騰、30ポイント高の1536と10月27日以来の水準を回復しており、これも株価に浮揚力を与えている。

■広島銀行 <8379>  883円  +26 円 (+3.0%)  本日終値
 広島銀行 <8379> が続伸。SMBC日興証券が29日付で同社の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、懸念材料となっているMSCIスタンダード指数からの除外は織り込み済みで、悪材料は概ね出尽くしたと指摘。また、12年5月の除外時には増配で対応しており、株価対策の有無にも注目したいと報告している。なお、目標株価1000円は据え置いた。

■カルビー <2229>  3,925円  +115 円 (+3.0%)  本日終値
 カルビー<2229>が続伸。同社は29日取引終了後に、中国国内でのEC(電子商取引)の運営を行うための新会社を、子会社の全額出資で杭州市に設立すると発表。同国でのさらなる事業展開が期待されているようだ。新会社の設立は、成長が期待される中国のシリアル市場で、「フルグラ」の販売拡大を目指すことが主な目的。設立は来年2月1日を予定している。

■エン・ジャパン <4849>  5,070円  +100 円 (+2.0%)  本日終値
 エン・ジャパン<4849>が高い。求人サイトを運営しており、企業の旺盛な人材需要を背景に労働市場の需給は逼迫しており、同社の収益環境に追い風が強い。17年4~9月期は営業利益段階で前期比22.5%増の48億1100万円と好調。「そのなか、主力の『エン転職』は4~9月期に44%増と成長が加速している」(国内中堅証券)と指摘され、成長性評価の買いを誘導している。

■ベネッセHD <9783>  3,960円  +70 円 (+1.8%)  本日終値
 ベネッセホールディングス<9783>は3日続伸。同社は6日、18年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高は2215億9400万円(前年同期比4.3%増)、経常利益は101億6700万円(同50.7%増)、最終利益は61億9800万円(同99.0%増)となった。第2四半期累計の経常利益101億6700万円は、通期予想経常利益の75億円(前期比35.3%増)を大きく超過達成している。主力部門の「進研ゼミ」、「こどもちゃれんじ」の延べ在籍数が増加したこと、大学向け留学支援事業の伸長、および傘下の東京個別指導学院<4745>、東京教育研の生徒数が増加したことなどが寄与している。

■中国銀行 <8382>  1,463円  +16 円 (+1.1%)  本日終値
 中国銀行 <8382> が続伸。SMBC日興証券が29日付で同社の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を1500円→1600円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、MSCIスタンダード指数からの除外がネガティブサプライズとなり、株価は14日に急落したが、過去事例を踏まえると株価の自律反発や株主還元の一層の強化が期待できると指摘。同行は資金が潤沢であり、需給による株価下落に対応したスポットでの自社株取得の拡枠も十分に選択肢に入りうると考えている。

■三菱UFJ <8306>  792.1円  +7.6 円 (+1.0%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクに買いが先行したほか、第一生命ホールディングス<8750>など保険株も上昇した。前日の米国株市場ではゴールドマン・サックスやJPモルガンなど大手金融株が買われNYダウの上昇を牽引、金融規制緩和への期待に加えて、米10年債利回りが2.38%近くまで急上昇しており、運用環境の改善に対する思惑が広がった。東京市場でも米国で事業展開する三菱UFJや第一生命HDなどにポジティブ材料となった。

■ポーラHD <4927>  4,100円  +25 円 (+0.6%)  本日終値
 ポーラ・オルビスホールディングス<4927>が上場来高値を更新。29日の取引終了後、従来30円を予定していた17年12月期の期末配当を15円増額して45円にすると発表しており、これを好感した買いが入った。通期業績見通しで純利益が期首の業績予想を上回る見通しとなったことから配当予想を引き上げるという。なお、年間配当は70円(従来予想55円)となり、前期実績200円(ただし、17年4月1日付で1対4株の株式分割を実施)に対しては実質増配となる予定だ。

■内田洋行 <8057>  3,210円  -180 円 (-5.3%)  本日終値  東証1部 下落率8位
 29日に決算を発表。「8-10月期(1Q)経常は13%減益で着地」が嫌気された。内田洋行 <8057> が11月29日大引け後(15:00)に決算を発表。18年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比13.1%減の5.5億円に減り、通期計画の35.5億円に対する進捗率は15.5%となり、5年平均の16.3%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒内田洋行の詳しい業績推移表を見る

■キッツ <6498>  829円  -43 円 (-4.9%)  本日終値
 キッツ<6498>が大幅反落。大和証券が29日付で、投資判断を「2」から「3」とし、目標株価を1200円から950円へ引き下げたことが弱材料視されたようだ。同証券では、需要は国内向けを中心に概ね堅調であり、今年5月の値上げ後も大きな反動減はないとしており、特に半導体向けは活況が継続していると評価。一方で、銅価格上昇の負担は期初想定を上回っており、追加的な原価低減を考慮しても利益の期待成長率は従来想定に比べてやや鈍化すると見方を変更しており、これに伴い、18年3月期の営業利益予想を105億円から98億円へ、19年3月期を同130億円から113億円へ下方修正している。

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