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【材料】DyDoが反発、18年1月期業績予想を下方修正も織り込み済みとの見方

DyDo <日足> 「株探」多機能チャートより
 ダイドーグループホールディングス<2590>が反発している。27日の取引終了後、18年1月期の連結業績予想について、売上高を1755億円から1720億円(前期比0.3%増)へ、営業利益を53億円から41億円(同6.3%増)へ、最終利益を30億円から26億円(同20.5%減)へ下方修正したが、織り込み済みとの見方が強く、ネガティブな反応は限定的のようだ。

 下方修正は、医薬品関連事業が好調に推移したものの、国内飲料事業が天候不順の影響を受けたほか、海外飲料事業にかかる為替換算レート(トルコリラ)が想定を下回ったことなどから計画を下回る見通し。また、トルコリラ安による原材料価格高騰も利益を圧迫するとしている。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(1月21日~10月20日)決算は、売上高1339億400万円(前年同期比1.3%増)、営業利益48億1200万円(同8.8%増)、最終利益31億3800万円(同17.2%減)だった。なお、想定為替レートは1トルコリラ=33円から31円へ見直している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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