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【材料】【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2Q決算(2017年7-9月期)(8/8)

スパークス <日足> 「株探」多機能チャートより

このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2018年3月期第2四半期(2017年7-9月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。8本に分けたコンテンツの8本目です。

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進行役:では最後の質問です。
阿部さん、株式市場はバブル後最高値に沸く一方でやはり地政学リスクなども懸念される状況です。この中で株主の方へ経営者として、どのようなことを伝えておきたいか、見ておいてほしいかをお願いします。


CEO阿部:私は何年か前に『株しかない』という本の中で、日本の株式市場はこれから本格的に上昇する局面になる。これは占い師のように、将来の株式市場を占うつもりで申し上げたことではなく、世界の大トレンドが20年以上続いたデフレの時代から普通のインフレの時代に入っていく、そういう状況です。経済的な指数は沢山出ています。日本で言えば、クロネコヤマトの宅急便の値段が上がるとか、鳥貴族の焼き鳥の値段が上がるとか、労働の需給がものすごくタイトになるとか、等々毎日新聞に出てきます。


ピーター・ドラッカーが、「すでに起こってしまった未来を探せ」ということを言っていますが、もうデフレの時代が、普通のインフレの時代に入っているというのは、すでに起こってしまった未来なのです。すでに起こってしまった未来をベースに、株市場を見ると、過去の値段を引きずっている、それは私たちが過去の呪縛からなかなか出て行けない、人間とはそういうものです。10人中9人の人が「そうだ」と言ったらそうかなと思ってしまいます。でも1人「違う」もうすでに起こってしまった過去の幻像から出て、新しい未来を見ていくということをやるのがスパークスの仕事です。
3万円になるとか4万円になるとかということ自体が重要ではありませんが、でもそういう時代が必ず来ると思います。こない方がおかしい。
いつ来るかを正確に言うことは、私はクリスタルボールを持っておらず占いではないですから言えませんけれども、遠からずそういう時代を確信する時代が来る。そういう中で、スパークスが代表選手としてそこにいなければなりません。
皆さんにその活躍を見ていただきたいというのが、私に会社の創業者、経営者、企業家として、唯一欲があるとしたら、自分が考えてきたことを実現しましたと、皆さんに言える日がくることです。それが私のアンビションです。
ですからぜひ皆さんとともに一歩一歩申し上げたことを実現しながら、時にはご心配を掛けることもありましたし、これからもあるかもしれませんが、必ず言ったことを実現していくということをもって皆さんの期待と負託にこたえていきたいと思っています。


進行役:以上、この時間はスパークス・グループの第2四半期決算につきまして、代表取締役CEOの阿部とともにお伝えしてきました。どうもありがとうございました。


CEO阿部:ありがとうございます。

《FA》

 提供:フィスコ

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