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【市況】マザーズ指数は3日続伸、中小型株物色の流れに乗る、DMPなどがストップ高/マザーズ市況

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場は、中小型株物色の流れを追い風に堅調な展開だった。米株安や円相場の上昇を受けて日経平均が軟調推移となり、個人投資家を主体とした中小型株への資金流入が活発となった。これまで上昇の目立ったバイオ株などは利益確定売りに押されたが、好業績株や材料株、量子コンピューター関連等のテーマ株に物色が向かった。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で971.66億円。騰落数は、値上がり172銘柄、値下がり60銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、好業績の中村超硬<6166>やゲーム株のカヤック<3904>などが10%を超える上昇となった。フィルカンパニー<3267>は強い切り返しでストップ高。DMP<3652>も量子コンピューター関連や人工知能(AI)関連のテーマ性で関心を集めたようでストップ高を付けた。その他、ブライトパス<4594>、GNI<2160>、串カツ田中<3547>、UNITED<2497>、サンバイオ<4592>などが上昇した。ブライトパスは「免疫機能再建法」に関する特許成立が材料視され、UNITEDは一部メディアで出資先メルカリが取り上げられたことを受けて買われたようだ。一方、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>が5%超下落し、PKSHA<3993>、オーケストラ<6533>、BS<3623>、ミクシィ<2121>などがさえない。また、本則市場への市場変更や株式売出し実施を発表したイントラスト<7191>がマザーズ下落率トップだった。
《HK》

 提供:フィスコ

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