【市況】明日の株式相場見通し=好業績銘柄物色で買い優勢、売買代金増加に注目
日経平均 <日足> 売買代金 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「きょうは、歴史的な日経平均株価の連騰記録が16日で途切れて17日ぶりの反落となった。しかし、それよりも注目したいのは、きょうの東証1部の売買代金が3兆3155億円と、5月8日の3兆4434億円以来約5カ月ぶりの高水準に膨らんだことだ。26日の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて、海外勢とみられる投資家から株価指数先物に仕掛け的な売りが出たにも関わらず、買い向かう投資家の意欲も旺盛で、売買代金が膨らんだ。今後も調整を挟みながらの推移となりそうだが、深押しは回避されそうだ」との見方が出ていた。
日程面では、ファンクラブ・ファンサイトサービス、マーチャンダイジングおよび電子商取引サービス並びに電子チケットサービスを手掛けるSKIYAKI<3995>が東証マザーズ市場に新規上場する。
このほかに、9月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、欧州中央銀行(ECB)理事会、韓国7~9月期のGDP速報値が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)