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【市況】東京株式(前引け)=利益確定売りこなし、朝安後プラス圏に切り返す

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 24日前引けの日経平均株価は前日比36円45銭高の2万1733円10銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億9740万株、売買代金概算は1兆2310億9000万円。値上がり銘柄数は1359、対して値下がり銘柄数は560、変わらずは112銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が安かったことや為替の円安が一服したこと、また前日まで日経平均が15連騰していたこともあって、朝方は利益確定の売りが優勢だった。しかし、押し目買い意欲は旺盛でその後じりじりと水準を戻し、プラス圏に浮上した。衆院選を経て安倍政権の経済政策に対する期待が強まっているほか、今後本格化する企業の決算発表を前に好業績期待の買いが下値を支えている。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が東証1部売買代金トップで堅調、SUMCO<3436>も上値追いが続く。ディー・エヌ・エー<2432>、キーエンス<6861>も高い。北の達人コーポレーション<2930>が値を飛ばし、enish<3667>も大きく買い優勢。ミマキエンジニアリング<6638>も上昇した。半面、オーバル<7727>が売られ、シュッピン<3179>も大幅安。安川電機<6506>も値を下げた。楽天<4755>、さくらインターネット<3778>などが下落、SMK<6798>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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