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【市況】マザーズ指数は反落、参加者限られ戻しきれず、直近IPOのPKSHAなど軟調/マザーズ市況

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、主力株を中心に売りが先行し、マザーズ指数は25日線水準まで下落する場面があった。下値では押し目買いや買い戻しが入り下げ渋ったが、プラス圏まで戻しきれず本日の取引を終えた。日経平均の連続上昇記録に市場の関心が向かうなか、マザーズ市場の参加者は引き続き限られたようだ。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で761.63億円。騰落数は、値上がり95銘柄、値下がり137銘柄、変わらず10銘柄となった。マザーズ指数はおおむね5日線と25日線に挟まれたレンジで推移した。
 個別では、直近IPO銘柄のPKSHA<3993>がマザーズ売買代金トップで3日続落。SOSEI<4565>、MSコンサル<6555>、エディア<3935>、ソレイジア<4597>、ミクシィ<2121>も下落した。また、大泉製<6618>、HMT<6090>、DMP<3652>が利益確定売りに押され、マザーズ下落率上位に並んだ。一方、メタップス<6172>、ロゼッタ<6182>、GNI<2160>、メドレック<4586>、ロードスター<3482>などが上昇。スタジオアタオ<3550>は英系運用会社の大量保有報告書提出が材料視されて後場上げ幅を広げた。また、ウォンテッドリー<3991>は連日のストップ高となった。業績の伸びや値動きの軽さで物色を集めたようだ。
《HK》

 提供:フィスコ

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