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【市況】連休中、世界の市場はこう動いた=休場明け上海総合指数が1年9ヵ月ぶり高値

 体育の日で日本市場が休場となった9日、世界の株式市場は堅調な展開が継続した。休場明けの中国株式市場で上海総合指数は取引開始直後に3410ポイントまで上昇し、1年9ヵ月ぶりの高値をつけた。

 前週末6日の米国株式市場はやや売り優勢の展開が続いたが、終盤は買いが入り、ナスダック総合指数はプラス引け。ダウ工業株平均も8日ぶり反落となったものの、前日比1.72ドルまで下げ幅を縮めた。

 週明け9日は10日ぶりに取引を再開した中国株式市場で、上海総合指数が大幅高でスタート。一時3410.17ポイントまで上昇し、2016年1月以来1年9ヵ月ぶりの高値をつけた。日本時間夕方に取引が始まった欧州株式市場はまちまち。英FTSE100指数は小幅安、独DAX指数は小幅高で推移している。

 為替は前週末6日午後9時すぎに1ドル=113円40銭台までドル高・円安が進んだ後、北朝鮮が週末にミサイル実験を行うのではないかとの憶測が流れ急落。1ドル=112円60銭台でこの週の取引を終了。週明けの9日も1ドル=112円60銭前後での推移が続いている。

 シカゴの日経平均先物期近12月限は2万700円近辺で推移。6日に日経平均現物がつけた年初来高値圏を保っている。

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