市場ニュース

戻る
 

【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 レイ、不二越、トーセイ (5日大引け後 発表分)

レイ <日足> 「株探」多機能チャートより

 5日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 レイ <4317> [JQ]  ★上期経常を2.6倍上方修正
 ◆18年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の7000万円→1億8500万円に2.6倍上方修正。テレビCM制作の受注が好調で、売上が計画を上回ったことが利益を押し上げた。

 イーサポート <2493> [JQ]  ★今期経常を96%上方修正
 ◆17年11月期の連結経常利益を従来予想の1億0400万円→2億0400万円に96.2%上方修正。減益率が71.9%減→44.9%減に縮小する見通しとなった。業務受託事業で主要顧客向け業務量が想定より増加するほか、子会社化したオーガニックパートナーズなどが収益を押し上げる。生産性向上による人件費や経費の削減も利益上振れに貢献する。

 不二越 <6474>   ★12-8月期(3Q累計)経常が99%増益
 ◆17年11月期第3四半期累計(16年12月-17年8月)の連結経常利益は前年同期比99.5%増の106億円に拡大して着地。自動車、産業機械向けロボットの販売が好調だったうえ、ベアリングや油圧モーターなども伸びた。内製化や生産性向上の進展に加え、為替差損が減少したことも増益に大きく貢献した。

 古野電 <6814>   ★上期経常を2倍上方修正
 ◆18年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の7.5億円→15億円に2.0倍上方修正。減益率が64.8%減→29.6%減に縮小する見通しとなった。円高進行や舶用事業環境の悪化といった逆風が吹くなか、研究開発費や設備投資が想定を下回ったことが上振れの要因となった。

 トーセイ <8923>   ★12-8月期(3Q累計)税引き前が4%増益、対通期計画95%進捗
 ◆17年11月期第3四半期累計(16年12月-17年8月)の連結税引き前利益は前年同期比3.9%増の85.2億円に伸びて着地。商業施設売却の上積み分がなくなった不動産開発事業が赤字に転落したものの、収益ビルの販売が大きく伸びた不動産流動化事業の収益拡大などで補い、増益を確保した。
  通期計画の90億円に対する進捗率は94.7%に達しており、業績上振れが期待される。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均