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【特集】3Dマトリック Research Memo(4):18/4期1Qはオーストラリアでの販売好調により会社計画を上回る

3DM <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

1. 2018年4月期第1四半期の業績概要
スリー・ディー・マトリックス<7777>の2018年4月期第1四半期の連結業績は、事業収益が前年同期比721.2%増の66百万円、営業損失が415百万円(前年同期は397百万円の損失)、経常損失は332百万円(同522百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は355百万円(同548百万円の損失)となった。会社計画に対して事業収益は59.1%上回る順調な滑り出しとなった。オーストラリアで想定以上に止血材の販売が拡大したほか、欧州向けも計画を若干上回って推移したことが要因だ。費用面では、研究開発費が前年同期比で5百万円減少した一方で、止血材の販売増に伴い売上原価が同50百万円増加したほか、販管プロモーションの強化等により販管費が同31百万円増加したことで、営業損失は若干拡大した。ただ、営業外で為替差損益が同210百万円改善したことに伴い、経常損失及び親会社株主に帰属する四半期純損失は若干縮小している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《NB》

 提供:フィスコ
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