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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):綜研化学、サイステップ、京進

綜研化学 <日足> 「株探」多機能チャートより
■綜研化学 <4972>  2,477円  +361 円 (+17.1%)  本日終値
 26日、綜研化学 <4972> [JQ]が18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7億円→12.5億円に78.6%上方修正。従来の8.1%減益予想から一転して64.0%増益見通しとなったことが買い材料視された。液晶ディスプレーをはじめとする電子材料関連向け粘着剤の販売が伸びることが寄与。原料価格が想定を下回ることも利益を押し上げる。

■PCIホールディングス <3918>  3,290円  +454 円 (+16.0%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 PCIホールディングス<3918>がストップ高。26日夜のテレビ朝日系ニュース番組「報道ステーション」でBlue Planet-works(東京都渋谷区)のセキュリティーソフト「AppGuard」が紹介されたこと受けて、Blue Planet-worksに出資する企業の1社である同社に注目が高まっているようだ。また、PCIHDは26日、11月8日から10日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「Japan IT Week 秋 2017」に出展し、「AppGuard」を紹介すると発表しており、これも好材料視されたようだ。

■大興電子通信 <8023>  780円  +100 円 (+14.7%) ストップ高   本日終値
 大興電子通信<8023>がストップ高。26日夜のテレビ朝日系ニュース番組「報道ステーション」でBlue Planet-works(東京都渋谷区)のセキュリティーソフト「AppGuard」が紹介されたこと受けて、Blue Planet-worksに出資する企業の1社である同社に注目が高まっているようだ。「AppGuard」は、米国の政府機関などで採用実績があり、アメリカ陸軍のNETCOMから認証を受けるなど高いセキュリティー性能を有している。番組では「究極のセキュリティー技術」などと紹介されていた。

■サイバーステップ <3810>  2,500円  +313 円 (+14.3%)  本日終値
 サイバーステップ<3810>が反発。26日の取引終了後、中国でオンライン対戦アクションゲーム「ゲットアンプドモバイル」(現地名「熱血豪杰)の課金サービスを加えたβテストを開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同タイトルは、全世界で3000万人のユーザーを集めたパソコン向けオンライン対戦アクションゲーム「ゲットアンプド」を、スマートフォン向けに開発したもの。多数のアクセサリーや武器、見た目を変えられるスキンシステムはそのままに、個人戦、チーム戦に加えて新たにストーリーモード、協力対戦などを加えているのが特徴だという。

■京進 <4735>  1,172円  +134 円 (+12.9%)  本日終値
 京進<4735>が続急騰。株価はきょうの高値まで3日間で75%高という異彩の上昇パフォーマンスとなった。衆院解散・総選挙を前に安倍首相が掲げる教育無償化などの政策で恩恵を受ける企業として注目が集まったが、値動きが軽く、個人投資家を中心とした短期資金の流入が加速している。同社は京都、滋賀などを中心に学習塾を展開し、幼児から小・中・高校生まで幅広く、集合授業、個別指導、英会話などを展開。保育については待機児童対策が喫緊の課題となるなか、需要の多い関東圏の大都市中心に積極展開を図っている。また、新規事業として有料老人ホームなどの介護事業も順調に立ち上がり、収益貢献が期待される。同分野では、中国国営企業と連携をとって、介護技術や日本語教育により不足する人材育成に努めるなど、業容拡大の布石に余念がない。

■パルマ <3461>  2,270円  +252 円 (+12.5%)  本日終値
 パルマ<3461>が急反発し年初来高値を更新した。26日の取引終了後、建物型の販売用セルフストレージ3件を29日付で売却すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。売却先は米系大手不動産ファンドが運用するSPC(特別目的会社)で、売却益は16年9月期経常利益(1億6300万円)の30%以上という。また同様に28日付で建物型の販売用ストレージ1件を売却すると発表しており、あわせて業績への貢献を期待した買いが入っている。なお、業績への影響は現在精査中としている。

■ピックルス <2925>  1,771円  +106 円 (+6.4%)  本日終値
 26日、ピックルス <2925> [東証2]が決算を発表。18年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比0.6%増の9.3億円と、従来の8.4%減益予想から一転して増益で着地したことが買い材料視された。主力の「ごはんがススム」シリーズを中心に浅漬けや惣菜製品などの販売が好調だったことが寄与。第1四半期は原料高騰が響き減益となったが、足もとで原料を安定した価格で調達できたことも増益確保につながった。

■明治機械 <6334>  572円  +26 円 (+4.8%)  本日終値
 食品機械プラント大手の明治機械<6334>が反発。同社は26日取引終了後に、柳原製粉機(長野市)の発行済み全株式を取得し、連結子会社化したと発表。これによるシナジーなどが期待されているようだ。柳原製粉機は、小麦製粉や米製粉、そば製粉を主体とした小型製粉機器を製造販売しているほか、これに付随するプラント設備工事などを手掛けており、従来から同社と協力関係にある企業。同社では子会社化により、そば製粉や米製粉などの顧客獲得および小型機器技術を応用した新製品の開発などを期待しているという。

■メディアシーク <4824>  473円  +21 円 (+4.7%)  本日終値
 メディアシーク<4824>が大幅高。同社はきょう午後1時に、10月23日開催予定の定時株主総会で定款の一部変更を付議すると発表。事業目的に「ベンチャー企業に対する投資」などを追加するとしており、これが材料視されたようだ。このほか「教育事業の企画、提供および運営業務」「教育事業に関するシステム開発、販売およびコンサルタント業務」も追加する予定。定款の変更理由は、事業内容の多様化を図るためとしている。

●ストップ高銘柄
 パークシャ <3993>  8,550円  +1,500 円 (+21.3%) ストップ高   本日終値
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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