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【市況】NY株式:ダウ41ドル高、FOMC受けて小動き

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

20日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は41.79ドル高の22412.59、ナスダックは5.28ポイント安の6456.04で取引を終了した。朝方はFOMCの発表を午後に控えて、小動き。注目のFOMCでは大方の予想通り、バランスシート縮小を10月から開始しする方針を示した。また、ハリケーンによる経済への影響は一時的との見方から年内残り1回の利上げ見通しは据え置いた。発表後に下落したが、引けにかけて下げ幅を縮小し前日終値を挟んで揉み合う展開となった。セクター別では、運輸や消費者・サービスが上昇する一方で半導体・半導体製造装置や食品・飲料・タバコが下落した。

家庭用品小売のベッド・バス&ビヨンド(BBBY)は通期見通しを引き下げ、大幅下落。食品のゼネラルミルズ(GIS)は決算内容が嫌気され、軟調推移。一方で、製薬のファイザー(PFE)はモルガンスタンレーによる投資判断引き上げを受け、上昇。米長期金利の上昇で、モルガン・スタンレー(MS)やゴールドマンサックス(GS)などの金融各社が買われた。

携帯端末のアップル(AAPL)のApple Watch 3でLTE接続が不安定であるとのレビュー記事が散見された。アップルも記者に貸し出した端末に問題があったことを認め、ソフトウェアのアップデートで対応する見通し。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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