【材料】<動意株・20日>(前引け)=明豊エンター、パレモHD、巴工業
明豊エンタ <日足> 「株探」多機能チャートより
パレモ・ホールディングス<2778>=ストップ高。19日の取引終了後、18年2月期の連結業績予想について、売上高を224億円から230億円へ、営業利益を7億円から7億5000万円へ、純利益を5億2000万円から9億円へ上方修正したことが好感されている。上期は、アパレル事業は天候不順により夏物商戦が低調に終わったものの、雑貨事業は在庫コントロールの適正化と店頭の商品鮮度が改善しており、既存店売上高が計画を上回っていることが寄与。また、不採算店舗の閉店効果や、特別損失で見込んでいた減損損失が大きく減少していることなどもプラスに働くとしている。同時に、業績予想の修正に伴い、期末に3円の配当を実施するとあわせて発表した。15年2月期に年3円の配当を実施して以来、3期ぶりの復配となる見通しだ。
巴工業<6309>=急騰。19日の取引終了後、17年10月期の連結業績予想について、売上高を404億円から408億円(前期比4.1%増)へ、営業利益を17億9000万円から21億6000万円(同9.6%増)へ、純利益を11億8000万円から15億1000万円(同56.0%増)へ上方修正したことが好感されている。機械製造販売事業で海外向け大型案件の販売が確実視できるようになったことが寄与するという。また、化学工業製品販売事業で工業材料分野の住宅・建設用途向け材料や、電子材料分野の半導体製造用途向け商材などの伸長が見込まれることも貢献するとしている。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)