【特集】プラッツ Research Memo（10）：2018年6月期へ減益予想を反映して16円減配の80円配を計画

■株主還元

プラッツ<7813>は株主還元を経営における重要課題と位置付け、利益水準や将来の事業展開等を総合的に勘案しながら、配当によって行うことを基本としている。配当額の決定に当たっては、配当性向30%を“目標配当性向”として設定し、それに沿って行うことを明示している。

2017年6月期は、前述のように経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が計画を上回って着地し、配当は期初予想どおり前期比倍増となる96円配を行った。実績配当性向は25.6%だった。

2018年6月期の配当について同社は、前期比16円減少の80円の配当予想を公表している。
これは減益を予想の結果、予想1株当たり当期純利益は268.38円となっており、そこに目標配当性向30%を適用した結果とみられる（予想配当性向は29.8%）。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　浅川　裕之）

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