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【特集】ビーロット Research Memo(7):東証1部への市場変更準備のため株主優待制度及び立会外分売を実施予定

ビーロット <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

ビーロット<3452>は株主還元策として2016年12月期より配当を開始した。配当の基本方針としては、業績に応じた利益還元を基本とし「将来の事業展開」と「財務体質の強化」を勘案して総合的に決定する。2016年12月期は、期末の配当金17円、配当性向11.3%を実施した。2017年12月期の配当予想は出していないが、業績予想のとおりの利益水準であれば、増配が期待できる。

なお、8月に同社は株主優待制度を導入することを発表した。12月31日現在の100株以上所有する株主に対して、QUOカード(1,000円相当分)が贈られる。また、同社株式の立会外分売(予定株式数30,000株、2017年9月4日~11日)を実施する予定だ。同社は東証1部への市場変更申請を行う準備を進めており、株主優待制度の導入及び立会外分売の実施はそのための具体策である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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