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【特集】「エヌビディア関連」が11位にランク、米国時間22日に決算発表を予定<注目テーマ>

JPX日経400 <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1  半導体
2  データセンター
3  人工知能
4  生成AI
5  地方銀行
6  半導体製造装置
7  円高メリット
8  JPX日経400
9  HBM
10  TOPIXコア30

 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「エヌビディア関連」が11位となっている。

 米半導体大手のエヌビディア<NVDA>が米国時間22日(日本時間23日未明)に、2024年2~4月期の決算発表を行う。生成AIの拡大に伴うデータセンター向けの需要の拡大を背景に、画像処理半導体(GPU)を手掛ける同社の業績は好調に推移しており、5~7月期の売上高見通しについては前年同期比で2倍程度の伸びとなるとの見方もある。会社側がどの水準で収益見通しを出すのか、世界中の投資家からの視線が集中している。

 決算発表に先立ち、アナリストからは目標株価を引き上げる動きも相次いでおり、20日の米国市場でエヌビディア株は前週末比で2%を超す上昇となった。半導体関連株の先高期待も高める形となり、同日にナスダック総合株価指数は最高値を更新した。エヌビディアの決算内容次第で、米国株が上値指向を強めるのか、それとも失望売りに押される形となるのか、なお不透明感が漂った状況にあるものの、AI向け半導体の成長期待が失われない限り、関連株が調整しても一定の押し目待ちの買い需要が見込めるとの期待は根強い。

 21日の東京株式市場では、エヌビディア株の上昇を支えに半導体関連株は総じて堅調に推移しており、アドバンテスト<6857>やレーザーテック<6920>が上昇。ディスコ<6146>が上値指向を強めている。一方、半導体の樹脂封止工程向け装置で高い技術力を持つTOWA<6315>は利食い売りに押される展開。このほか、エヌビディア関連では半導体商社のマクニカホールディングス<3132>や、生成AI向けクラウドサービスを手掛けるアセンテック<3565>がしっかり。エヌビディア製品の販売を手掛けるジーデップ・アドバンス<5885>は朝高後は売りに押された。

出所:MINKABU PRESS

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