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【特集】ビーロット Research Memo(4):下期に向け在庫は十分、レバレッジ経営を継続

ビーロット <日足> 「株探」多機能チャートより

■ビーロット<3452>の業績動向

2. 財務状況と経営指標
2017年第2四半期末の総資産残高は前期末比127百万円減の16,497百万円となった。大きな変動はなかったが、主な減少は流動資産の158百万円減であり、現預金の減少などが主な原因である。仕掛販売用不動産が減少(3,491百万円減)する一方で販売用不動産が増加し(3,405百万円増)、取得した物件の開発が進んだことがわかる。販売用不動産と仕掛販売用不動産を合計すると11,306百万円になり、在庫は十分あると考えてよいだろう。

負債合計は前期末比367百万円減の13,439百万円となった。主な減少は固定負債の399百万円減であり、社債の償還が主要因である。

安全性に関する経営指標(2017年12月期第2四半期末)では、流動比率278.3%、自己資本比率18.5%と安全性を維持しつつもレバレッジを積極的に効かせた経営を続ける。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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