【材料】藤倉ゴムは大幅高で８連騰、リチウム電池不足で思惑高続く

　藤倉ゴム工業<5121>は大幅高で８連騰と年初来高値圏を快走している。今日は高値８９５円まで上昇、１４年１２月以来２年９カ月ぶりの水準に達した。同社はフジクラ系の工業用品およびスポーツ用品メーカーで、有機ＥＬ用の振動制御機器などが好調なほか、ゴルフ用カーボンシャフトなどが業績に寄与している。また、発売中のマグネシウム空気電池が売り上げを伸ばしている。電気自動車（ＥＶ）向けで需給逼迫が伝えられるリチウムイオン電池に代替する２次電池としてマグネシウム電池の存在が注目されており、その有力な関連株の一角として投機資金の買いを誘導している。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）