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【通貨】豪ドル週間見通し:もみ合いか、利下げの可能性なく売りづらい


■上げ渋り、7月の正規雇用数減少が嫌気される

先週の豪ドル・円はやや上げ渋り。豪準備銀行(中央銀行)の8月理事会議事要旨は、インフレ率上昇や雇用に関して前向きな見通しを示したことから豪ドル買いになった。ただ、17日発表の豪7月正規雇用者数は減少したことや、米国株安を意識して短期筋などの豪ドル買いは一服した。取引レンジ:86円00銭-87円56銭。

■もみ合いか、利下げの可能性なく売りづらい

今週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)の金融政策は当面中立的になると予想されるが、利下げの可能性はほとんどないことから、豪ドルは基本的に売りづらい。一方、北朝鮮有事への警戒感や米政権運営への不透明感は残されており、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:85円00銭-88円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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