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【市況】米国株見通し:米国の住宅指標やFOMC議事要旨の発表に注目

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2469.50(+5.75) (18:15現在)
ナスダック100先物 5931.75(+19.75) (18:15現在)

18:15時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小じっかりで推移している。また、NYダウは55ドル高程度で推移。欧州市場は、全般上昇して推移している。原油先物相場は小幅に上昇して推移しており、これらの流れを受けて、米株式市場は買い優勢の展開から始まろう。

15日の米株式相場はまちまち。北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が和らいだことから買いが先行。7月輸入物価指数が予想に一致したほか、堅調な7月小売売上高や8月NAHB住宅市場指数も好感された。しかし、その後は小売企業の決算が嫌気され、上値の重い展開となった。

本日は住宅着工件数(7月)、住宅建設許可件数(7月)の発表が予定されているほか、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表(7月25-26日分)が公表される。7月のFOMCでは雇用情勢の堅調さが強調された一方で、バランスシート縮小に関する新たな情報に乏しく、縮小開始が後ずれするとの思惑が広がった。バランスシートの縮小開始時期について何らかの示唆を得られるかが焦点となろう。

《KK》

 提供:フィスコ

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