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【経済】BBC担当者。ビットコイン価格はチューリップバブルのようだ


ビットコインの価格は2017年に数々の記録を打ち立て、「バブルは爆発するだろう」という批評の波を促進させた。

8月14日、BBCのテクノロジー担当者、RoryCellan-Jones氏は、ビートコインの登場を17世紀オランダのチューリップマニアと比較し、主流の金融アナリストと記者たちの長い話題となった。彼はツイッターで次のように述べる。

MarkCook@thetafferboy
$100はバブル。$1000はバブル。$2000はバブル。
RoryCellan-Jones@ruskin147
そうです。チューリップの球根は今$4000で売られていて、$100に到達したときから我々はバブルだったと言っています。

JamesClark@mr_james_c
問題は、我々がただ“賢いものは言わずしてやる”グループから、”少し揺れ動きやすい”大衆へと変化しているだけのことです。
RoryCellan-Jones@ruskin147
先週とても賢い男に会いました。彼はちょうど2BTCを買って言いました「銀行が0.5%稼ぐまで座っているだけだ」。

■チューリップバブル

1634年から1637年にかけて起こったチューリップバブルは、致命的ではないウイルスがオランダのチューリップ作物に浸透したときに発生した。このウイルスは様々な美しい花びらのパターンをもたらし、オランダで珍しいチューリップは、そのパターンの希少性に応じて価値が高まった。
需要が供給を超え、価格が急騰し投資家がチューリップ球根を投資として購入し始めた。チューリップマニアは普及し、人々は家や貯蓄をチューリップ球根の取引のために使用した。ある時、チューリップ価格は1ヶ月で20倍に上昇した。
結局のところ、早期投資家はチューリップを売却し、利益を確保し、価格が下落する前に販売を急いでチューリップ価格を下げるという連鎖反応を起こし始めた。すぐに人々はパニックに陥り、価格は暴落し、オランダ経済が不況に陥った。

■ビットコインはデジタルチューリップの球根か?

チューリップマニアは価格バブルの典型的な例であり、暗号通貨の批評家はビットコインとチューリップマニアの比較を何年もの間続けている。ビットコインの価格が新しい壁を突破するたびに、暗号通貨批評家は主要報道機関に、バブルは爆発すると説明し、ビットコインを根本的になくすことを訴えている。
この類推の背後にある意味は、17世紀のオランダのチューリップバブルのように、ビットコインはほとんどまたは全く固有の価値を持たず、ビットコイン価格を投機から完全に引き出されているということである。ビットコインは、他のアセットと同様、過去に価格バブルを経験しており、今後もそれらを見続けることは事実である。また、潜在的な技術の可能性を理解、又は信じることなく、投機目的のためだけにビットコインに投資する人もいる。
しかし、チューリップマニアの比較が現実と異なっているところでは、批評家の予測が異なっているにもかかわらず、ビットコインは複数の市場修正から回復している。さらに、批評家が間違っていること認めることを拒否するのは、暗号通貨の無数のユースケースで、毎日さらなるユースケースが開発されているということである。チューリップ球根は、限られており、明確に定義されたユースケースしか持たない。そのユースケースは、その急速な(そしてローカライズされた)価格上昇を正当化しなかった。一方、ビットコインの採用は真に革命的なテクノロジーによって推進される世界的な現象である。(出典:CryptoCoinsNews)

■エムトレの視点

バブルの判断は難しいが、バブルだと思うのであれば投資を行わなければ良いだけである。想定以上の速さでBTC/JPYは50万円に到達した。他資産に比べ時価総額がかなり低いため、かつ発行量が限られているために、投機資金が多く入れば、それなりに価格が上昇するのは当然とも言えよう。現在の価格は、実需によるものではなく、投機ないしは投資によるものであることは間違いないため、各々のリスク許容度に応じて、己のポートフォリオの中の仮想通貨の割合を決定すべきだろう。チューリップバブルと似て非なるものであるが、人々の習性は1600年代当時と変わっていない。むしろ情報にアクセスしやくすなったことから、今まで以上に世界中でバブルの種が醸成されてもおかしくはない。


【ニュース提供・エムトレ】

《HT》

 提供:フィスコ

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