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【通貨】豪ドル週間見通し:弱含みか、豪中銀の8月理事会議事要旨に注目


■下落、中国の貿易取引停滞などが嫌気される

先週の豪ドル・円は下落。中国の7月貿易統計で輸出と輸入がともに予想を大きく下回る伸びにとどまったことが懸念され、豪ドル売りになった。豪準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は議会で、一方、米朝間の対立激化により、リスク回避的な円買いも優勢になった。取引レンジ:85円45銭-88円02銭。

■弱含みか、豪中銀の8月理事会議事要旨に注目

今週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)の8月理事会議事要旨の発表が注目される。声明では、豪経済の見通しはおおむね変わらずとしたが、豪ドル高による経済への悪影響について言及しており、豪ドル売り材料になる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・15日:豪準備銀行の8月理事会議事要旨
・17日:7月雇用統計(6月:失業率5.6%、雇用者数増減:+1.4万人)

予想レンジ:85円00銭-87円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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