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【材料】ソフトバンクはやや売りに押される、米スプリント業績回復受け第1四半期営業利益5割増も最終利益急減が重荷  

ソフトバンク <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>は売り買い交錯もやや売りに押される展開を強いられている。売買代金は東証1部上場銘柄のなかでトップ。同社が7日取引終了後に発表した18年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高2兆1860億5900万円(前年同期比2.8%増)と増収を確保し、営業利益は4792億7300万円(同50.1%増)と大幅な伸びを示したが、最終利益は55億2100万円(同97.8%減)だった。

 本業のもうけを示す営業利益は、同社傘下の米携帯電話会社スプリントの業績改善が寄与した形だ。一方、最終利益の急減は前年同期に中国電子商取引最大手のアリババの株式売却益を計上した反動によるもので、アリババ株の上昇に伴うデリバティブ関連損失が足を引っ張った。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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