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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):日本ライフL、アサヒHD、かどや製油

日本ライフL <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本ライフライン <7575>  5,080円  +370 円 (+7.9%)  本日終値
 日本ライフライン <7575> が急反発し上場来高値を更新した。同社は28日に決算を発表。18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比53.6%増の26.2億円に拡大して着地したことが買い材料視された。四半期ベースの過去最高益を2四半期ぶりに更新した。心房細動のアブレーション治療の症例数が拡大するなか、引き続き利益率の高いEPカテーテルの販売が増加したことが寄与。外科関連製品や心臓ペースメーカーの売上増加も大幅増益に貢献した。上期計画の39.5億円に対する進捗率は66.3%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■アサヒホールディングス <5857>  2,073円  +145 円 (+7.5%)  本日終値
 28日、アサヒホールディングス <5857> が18年3月期上期(4-9月)の連結税引き前利益を従来予想の54億円→59億円に9.3%上方修正。従来の1.8%減益予想から一転して7.3%増益見通しとなったことが買い材料視された。貴金属価格が想定を上回って推移していることに加え、貴金属リサイクルの回収量も計画を上回ることが上振れの要因。なお、通期の税引き前利益は従来予想の113億円(前期は17.5億円)を据え置いた。

■かどや製油 <2612>  5,630円  +380 円 (+7.2%)  本日終値
 28日、かどや製油 <2612> が決算を発表。18年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)が前年同期比2.5倍の13.6億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。四半期ベースの過去最高益を2四半期ぶりに更新した。積極的な拡販活動が奏功し、主力の家庭用ごま油を中心に販売数量が伸びたことが寄与。原料価格の低下による採算改善も利益拡大に大きく貢献した。上期計画の23億円に対する進捗率は59.3%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■中部飼料 <2053>  1,591円  +102 円 (+6.9%)  本日終値
 中部飼料<2053>が後場終盤になって急上昇し年初来高値を更新。午後2時10分ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高439億3300万円(前年同期比3.0%増)、営業利益17億1100万円(同3.1倍)、純利益12億7300万円(同2.7倍)と大幅増益となったことが好感された。主力の飼料事業で値上げの影響があったことに加えて、原料のトウモロコシ価格の安定やコストダウン効果などが寄与。また、畜産用機器の販売増なども業績を押し上げた。なお、18年3月期通期業績予想は、売上高1745億円(前期比2.0%増)、営業利益48億円(同0.4%増)、純利益35億円(同2.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■七十七銀行 <8341>  569円  +36 円 (+6.8%)  本日終値
 28日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は5%増益で着地」が好感された。七十七銀行 <8341> が7月28日大引け後(15:30)に決算を発表。18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.6%増の92.7億円に伸び、4-9月期(上期)計画の130億円に対する進捗率は71.3%に達し、5年平均の56.5%も上回った。
  ⇒⇒七十七銀行の詳しい業績推移表を見る

■日野自動車 <7205>  1,301円  +77 円 (+6.3%)  本日終値
 28日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は28%増益で着地」が好感された。日野自動車 <7205> が7月28日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比28.3%増の170億円に伸びたが、通期計画の770億円に対する進捗率は22.1%となり、5年平均の23.0%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒日野自動車の詳しい業績推移表を見る

■リコー <7752>  1,037円  +60 円 (+6.1%)  本日終値
 リコー<7752>が急反発。同社が28日取引終了後に発表した18年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は4925億4000万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は189億3000万円(同74.1%増)、最終利益は107億9600万円(同2.3倍)と高水準の伸びを示した。北米を中心とした人員削減効果が利益に大きく反映された。通期業績予想は従来見通しを据え置いているが、計画の営業利益180億円(前期比46.9%減)を既に超過している。

■NECキャピ <8793>  1,901円  +110 円 (+6.1%)  本日終値
 28日、NECキャピタルソリューション <8793> が決算を発表。18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.7倍の88.4億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。大型ファンドによる投資有価証券売却益を計上したリサ事業の営業利益が前年同期の3.8億円→69.8億円に急拡大したことが寄与。併せて、通期の経常利益を従来予想の75億円→110億円に46.7%上方修正し、増益率が14.7%増→68.3%増に拡大する見通しとなった。

■ダスキン <4665>  2,995円  +161 円 (+5.7%)  本日終値
 28日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は2.6倍増益で着地」が好感された。ダスキン <4665> が7月28日大引け後(15:30)に決算を発表。18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の22.9億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の26億円に対する進捗率は88.2%に達し、5年平均の40.0%も上回った。
  ⇒⇒ダスキンの詳しい業績推移表を見る

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