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【通貨】豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行の声明に注目

ユーロ円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■堅調推移、原油反発で売り圧力後退

先週の豪ドル・円は堅調推移。NY原油先物の反発を受けて、資源国通貨としての豪ドルへの売り圧力は後退した。また、欧州中央銀行、英中銀、カナダ中銀の金融緩和縮小観測や早期利上げ観測が浮上し、ユーロ・円、ポンド・円が上昇したことも豪ドル・円の押し上げにつながった。取引レンジ:84円03銭-86円54銭。

■底堅い展開か、豪準備銀行の声明に注目

今週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の政策金利発表に注目が集まる。政策金利(1.50%)は据え置き予想だが、欧州中央銀行、英中銀、カナダ中銀に金融緩和縮小観測や早期利上げ観測が浮上していることから、豪準備銀行の声明はタカ派寄りの内容になるとの警戒感が浮上している。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・4日:5月小売売上高(4月:前月比+1.0%)
・4日:豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
・6日:5月貿易収支(4月:+5.55億豪ドル)

予想レンジ:85円00銭-88円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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