市場ニュース

戻る
 

【材料】<注目銘柄>=バルニバービ、今下期から業績は回復基調

バルニバービ <日足> 「株探」多機能チャートより
 バルニバービ<3418>は、1月5日につけた年初来高値3090円更新に向けた展開となっているが、業績拡大期待を背景にさらなる上値が期待できそうだ。

 17年7月期下期以降、業績が回復基調にある点に注目したい。上期は新規出店の遅れや滋賀県のJR大津駅にオープンした大型店舗の出店経費、簡易宿泊所、観光案内所などの事業開発投資の負担などで営業減益だったが、下期に入り、一時的な経費増の一巡や出店が進んだことなどで増益に転じており、2~4月期では53%増益で着地した。また、直近に開店した大型店舗の売り上げが好調に推移していることを考慮すると、18年7月期も増益が期待できそうだ。

 さらに6月15日、京都の料理旅館「菊水」の運営会社を買収すると発表したことにも注目したい。同社が従来得意ではなかった「和」のテイストを取り込むことが可能になり、業態のさらなる多様化への期待も高まっている。(温羅)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均