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【市況】概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、時価総額上位の金融株が上昇し相場を支える

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

【ブラジル】ボベスパ指数 61087.14 -0.30%
23日のブラジル株式市場ではボベスパ指数は弱含み。前日比185.08ポイント安(-0.30%)
の61087.14で取引を終えた。

セクター別では公益事業、エネルギーの下げが目立った。一般消費財・サービス、情報技術はしっかり。株価指数構成銘柄では23が上昇、35が下落、かわらずは1だった。

【ロシア】MICEX指数 1867.46 +0.40%
23日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比7.41ポイント高(+0.40%)の1867.46で取引を終了した。1850.22から一時1876.36まで上昇した。通貨安の影響が懸念されているが、株価指数は強い動きを見せた。22日に続いて原油価格がやや上昇したことも好感されたようだ。欧州諸国の株安は特に嫌気されなかった。

【インド】SENSEX指数 31138.21 -0.49%
23日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比152.53ポイント安(-0.49%)の31138.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同55.05ポイント安(-0.57%)の9574.95で取引を終えた。

国内勢などの買いはやや後退しており、株価指数を圧迫した。引け前に欧米株安に対する警戒感が再浮上したようだ。SENSEX指数構成銘柄では、11が上昇、20が下落。パワーグリッドコーポレーションオブインディア(PWGR)が堅調推移。一方、タタ・モーターズ(TTMT)は軟調推移。

【中国本土】上海総合指数  3157.87 +0.33%
23日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比10.42ポイント高(+0.33%)の3157.87ポイントと反発した。

時価総額上位の金融株が上昇し、相場を支える。金融面の監督強化に対する警戒感が再燃し、指数は安く推移していたが、引け近くに買いの勢いが強まった。個別では、中国工商銀行(601398/SH)と中国人寿保険(601628/SH)が0.8%ずつ上昇している。不動産株の上げも目立つ。大手の保利地産(600048/SH)が4.0%上昇した。自動車株や資源・素材株、バイオ医薬関連株、消費関連株の一角なども物色されている。

《NH》

 提供:フィスコ

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