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【特集】DEAR・L Research Memo(7):経常利益目標18億円に向け、想定どおり堅調に進捗

ディアライフ <日足> 「株探」多機能チャートより

■今後の見通し

1. 2017年9月期の業績見通し
ディア・ライフ<3245>の2017年9月期通期の連結業績は、経常利益で前期比16.2%増の1,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同8.0%増の1,100百万円と期初の増益の見通しを変えていない。売上高と営業利益に関しては、業績予想を公開していない。

2017年9月期第2四半期の経常利益の進捗率は35.6%、親会社株主に帰属する当期純利益の進捗率は38.5%となっているが、想定どおりと捉えている。リアルエステート事業では物件別の積み上げにより進捗管理が行われているため大きなブレはない。不動産市況に変化がないこと、貸借対照表の販売用不動産の残高が4,375百万円あること、分譲中(売却契約締結・工事中含む)の都市型マンションが147戸あること、などの情報から判断すると2017年9月期の着地に懸念材料はない。ほかの2事業はリピート率の高いビジネスモデルのため、前期の好調は維持される公算が高い。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《TN》

 提供:フィスコ

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