【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:サイバーダインが急伸、シリコンスタは年初来高値更新
夢展望 <日足> 「株探」多機能チャートより
<3185> 夢展望 2101 +85
一時2286円まで上昇。親会社のRIZAP-G<2928>とグループ会社のECプラットフォームのプランニング等に関する業務委託契約を締結すると発表している。業務委託に係る報酬は計2.00億円。同社はこれまで生産から販売までを一貫して行うECに特化したアパレル企業として事業展開してきた。一方、RIZAP-Gの小売業態のグループ会社は実店舗中心の事業形態を採る企業がほとんどで、EC化による収益拡大の可能性が多分にあるという。
<2342> トランスG 797 +100
ストップ高比例配分。大阪市立大学の森啓特任教授らが開発したアルツハイマー病モデルマウスとしてのAPPOSKマウス及び野生型TAUトランスジェニックマウスについて、森啓特任教授とライセンス契約を締結したと発表している。アルツハイマー病モデルマウスの生産及び販売サービスを開始する。アミロイドβオリゴマーによるアルツハイマー発症の病態とそれをターゲットとする治療法の研究、創薬研究に貢献することが期待されるという。
<6669> シーシーエス 2076 +343
一時ストップ高で年初来高値更新。17年12月期業績予想の上方修正と期末配当の増額を発表している。営業利益見通しは従来の9.30億円から12.30億円(前期は2.58億円)へと引き上げた。主たる事業分野であるMV(マシンビジョン)事業の国内での売上高が期初の計画を上回っており、受注も足元では好調に推移しているという。想定為替レートも円安方向に見直した。また、期末配当予想は1株当たり22.00円から30.00円(同10.00円)に修正している。
<2656> ベクター 784 +100
ストップ高。中国の百奥家庭互動有限公司(BAIOO)が開発したスマートフォンゲーム「造物法則」の日本における独占ライセンスを獲得したと発表している。本作は16年12月より中国展開されているスマートフォン向けアプリで、日本語版では「アビストライブ」というタイトル名でサービス予定となっている。なお、東証は本日売買分から信用取引に関する臨時措置を解除している。
<6628> オンキヨー 192 +50
ストップ高で年初来高値更新。米アップルの音声アシスタント機能「Siri」に対応し、Lightning 端子から給電、バッテリー不要でポケットサイズに収まるスピーカーフォン「RAYZ Rally」のApple Store限定色を採用したモデルを発売すると発表している。本日より全国のApple Storeにて取り扱いを開始する。どこでも簡単に電話会議を始められるとともに、手を離せない作業や状況のなかでも声によるコミュニケーションを円滑に行えるという。
<7779> サイバーダイン 1582 +115
急伸。広島大学病院が6月20日、同社が開発した装着型ロボット「HAL」の医療機器を中国地方で初めて導入したと発表したことが伝わっている。報道によれば、4月から神経や筋肉に障害があり、歩行が不安定な難病をもつ患者2人が利用を始めたという。ALS(筋萎縮性側索硬化症)など8つの難病が医療保険の適用になっており、広島大学病院は患者の治療にあたる考えとしている。
<3907> シリコンスタ 5000 +700
ストップ高で年初来高値更新。ゲーム関連メディアで米ミストウォーカー社の最新作ゲーム「テラバトル2」が紹介されており、一部で同社が共同制作していると報じられたことから物色が向かったようだ。ミストウォーカーは人気シリーズ「ファイナルファンタジー」の生みの親として知られる坂口博信氏が率いるゲームデザインを主体としたスタジオで、同社は16年2月にミストウォーカーとの協業を発表していた。
《DM》
提供:フィスコ