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【市況】個別銘柄戦略:買い先行の展開に、中小型株物色が活発、ゲーム株や仮想通貨関連に注目

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

日本株市場は買い先行の展開となろう。13日の米国市場では、足元で売り込まれていたハイテク株に買い戻しの動きが広がり、NYダウ、ナスダックともに上昇。この流れを引き継ぐ格好から、ハイテク株や指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買い先行となりそうだ。ただし、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする流れから上値追いは慎重とみられ、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。それでも日経平均は25日線を支持線に反発といった動きをみせてくるため、先高観の中で押し目買い意欲は強そうである。需給妙味の大きい銘柄等へは買い戻しを意識した動きも出やすい。

また、個人主体による中小型株物色が引き続き活発だが、日経平均がこう着ながらも底堅い動きをみせることで買い安心感につながろう。過熱警戒感はあるが、資金回転が利いているため、引き続き資金流入が続くことになりそうだ。E3を手掛かりに、ゲーム株の動向のほか、イオン子会社が、仮想通貨「ビットコイン」での決済をICカードで済ませる技術を開発したと報じられており、仮想通貨関連への手掛かり材料になりそうだ。個別で強気格付けや格上げが観測されているところでは、セリア(2782)、KeePer技研(6036)、サンコール(5985)、SBSHD(2384)、スルガ銀(8358)、京セラ(6971)、ツムラ(4540)に注目。

《HT》

 提供:フィスコ

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