市場ニュース

戻る
 

【材料】<注目銘柄>=CSP、東京五輪に向け研究開発を強化

CSP <日足> 「株探」多機能チャートより
 CSP<9740>は、売上高の2割超をJR東日本<9020>向けが占める警備サービス大手。2020年の東京五輪開催に向けた鉄道関連のセキュリティーインフラ強化が追い風となりそうだ。

 今18年2月期の連結経常利益は16億1000万円(前期比23.1%減)にとどまる見通しだが、これは画像関連システムへの投資や新サービス開始に伴う設備投資などが影響するため。セキュリティーニーズは引き続き強く、売上高は522億円(同5.8%増)が見込まれている。注目点は、3月1日付で画像専門の営業部門を新設するとともに、最先端技術を取り入れて警備サービス・商品化につなげるための研究開発部門を立ち上げたこと。早期のサービス・商品化を図る意向で、収益力向上が期待される。

 株価は今期業績予想の公表をきっかけに下値を模索する場面もあったが、4月17日につけた年初来安値1494円を底に出直り基調。足もとでは25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが実現し、一段高の様相を強めている。(参)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均