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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 FCHD、はてな、トリケミカル (31日大引け後 発表分)

FCHD <日足> 「株探」多機能チャートより

 5月31日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 FCHD <6542> [JQ]  ★今期経常を一転15%増益・最高益に上方修正、配当も8円増額
 ◆17年6月期の連結経常利益を従来予想の5億円→6.5億円に30.0%上方修正。従来の11.3%減益予想から一転して15.2%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。道路・交通や環境分野のコンサル業務、熊本地震の復旧・復興関連の受注が想定より伸びることが寄与。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→23円(前期は18円)に大幅増額修正した。予想PERが12.1倍→7.6倍に急低下する一方、配当利回りが2.78%に上昇し、割安感が強まった。

 はてな <3930> [東証M]  ★今期経常最高益予想を30%上乗せ
 ◆17年7月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億5200万円→3億2800万円に30.2%上方修正。増益率が7.2%増→39.6%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。機能再配置によるデータセンター利用料の削減効果のほか、新規採用の遅れが利益上振れの要因となる。

 トリケミカル <4369> [JQ]  ★2-4月期(1Q)経常は57%増益で着地
 ◆18年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は前年同期比56.7%増の3.6億円に拡大して着地。旺盛な半導体需要を背景に、国内・台湾向けを中心に利益率が高い新規半導体成膜材料などの販売が大きく伸びたことが寄与。経費削減を進めたことも大幅増益に貢献した。

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