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【市況】25日線での攻防を睨みつつ、短期筋の強弱感が対立/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19576.19 (-106.38)
TOPIX  : 1563.23 (-6.98)

[後場の投資戦略]

 日経平均は前場半ば辺りから下げ幅を広げてきており、25日線レベルまでの調整をみせている。ここまでは想定内の動きでもあり、この水準で踏ん張りをみせてくるかが注目されるところ。これを下回ってくるようだと、13週、26週線が位置する19250円辺りまでの調整が意識されやすいだろう。また、インデックスに絡んだ商いについても、昨日弱い値動きだったソフトバンクG<9984>が反発し、一方で堅調だったファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、信越化<4063>が下げており、リバランスの動きにとどまっている。

 そのため、引き続き中小型株での値幅取り狙いが中心になりやすい。銘柄は絞られてきており、強い銘柄により短期資金が集中しやすいと考えられる。日経平均の25日線での攻防を睨みつつ、資金回転が早まることになりそうだ。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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