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【市況】NY株式:ダウは74ドル高、FOMC議事録を好感

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

24日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は74.51ドル高の21012.42、ナスダックは24.31ポイント高の6163.02で取引を終了した。朝方は買いが先行したものの、FOMC議事録の発表を午後に控えて上値の重い展開となった。FOMC議事録では、関係者の多くが年内のバランスシート縮小を支持したほか、早期の追加利上げが適切との見方を示したことが明らかとなった。発表後は、バランスシートの縮小ペースが比較的緩やかであることが好感され上昇した。S&P500が最高値を更新。セクター別では、消費者・サービスやメディアが上昇する一方で電気通信サービスやエネルギーが下落した。

会計ソフトウェアのインテュイット(INTU)は決算内容が好感され、上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)はソフトバンクのファンドが同社株を40億ドル相当取得し、4位株主となったことが明らかとなり、堅調推移。一方で、宝飾品のティファニー(TIF)は2-4月期の既存店売上高が予想外の減収となり、下落。ホームセンターのロウズ(LOW)は決算内容が嫌気され、売られた。

PCメーカーのHPインク(HPQ)はマーケット終了後に2-4月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れ、時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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