【市況】東京株式(前引け)=小幅反発、前場後半は急速に値を消す展開に
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は買いが先行。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数がともに上昇しナスダック指数は過去最高値を更新するなど好調な動きをみせたほか、為替も朝方は113円台後半と円安水準で推移していたことなどが追い風となった。日経平均は一時2万円まであと1円50銭まで迫ったが、先物売りに足を引っ張られてわずかに届かず、その後は値を消す展開に。前引け間際にマイナス圏に沈む場面もあった。
個別ではブイ・テクノロジー<7717>が商い急増のなか値を飛ばしたほか、売買代金トップの任天堂<7974>も買い優勢で年初来高値。ジーンズメイト<7448>は一時ストップ高に買われた。ユニデンホールディングス<6815>が大幅高、山一電機<6941>、enish<3667>なども急伸。ハーツユナイテッドグループ<3676>も物色人気となった。半面、野村不動産ホールディングス<3231>が利益確定売りに押され、三井住友トラスト・ホールディングス<8309>も軟調。東芝<6502>も安い。ペガサスミシン製造<6262>、タカラレーベン<8897>が急落した。大京<8840>、日清紡ホールディングス<3105>なども安い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)