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【材料】世紀東急が3連騰、工事採算向上で17年3月期業績は計画上振れで着地

世紀東急 <日足> 「株探」多機能チャートより
 世紀東急工業<1898>が3日続伸。25日の取引終了後、集計中の17年3月期連結業績について、売上高が従来予想の731億円から741億円(前の期比5.4%減)へ、営業利益が53億円から64億円(同1.7%増)へ、純利益が47億円から55億円(同3.2%減)上振れたようだと発表しており、営業減益予想から一転して増益で着地したことが好感されている。

 工事の施工が順調に推移したことに加えて、工事の採算性が向上したことが寄与したという。また、業績の上振れに伴い、従来15円(普通配当10円、特別配当5円)を予定していた期末一括配当を17円(普通配当10円、特別配当7円)にするとあわせて発表している。

 同時に、17年3月期を最終年度とする中期経営計画について、業績(数値目標:売上高730億円、営業利益35億円)は順調に推移したものの、各施策の進捗はまだ取り組みの余地が残されているとして、1年間延長すると発表。新たな数値目標は18年3月期に売上高803億円、営業利益58億円としている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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