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【材料】アドバンテ、東エレクともに6連騰、NAND型メモリー需要高水準で収益成長続く

アドテスト <日足> 「株探」多機能チャートより
 アドバンテスト<6857>が6連騰と上げ足を加速、2100円台に買われ、1月27日につけた年初来高値2214円も視界に入れてきた。また、東京エレクトロン<8035>も6連騰で1万2700円台が目前、こちらは今月4日に1万2780円の新高値をつけているが、3週間ぶりの高値奪回を指呼の間に捉えている。

 ビッグデータの本格的な普及やIoT市場の拡大、新興国で加速するスマートフォンのハイエンド化、自動運転車に向けて日進月歩する自動車のエレクトロニクス武装など、産業のパラダイム変化を背景として、半導体はこれまでのシリコンサイクルから脱却した高水準の需要が顕在化している。そのなか、メモリーではNAND型の供給不足の状況が続いている状況で、製造装置メーカーの収益成長シナリオが再度現実味を帯びてきた。特に、「メモリー向けでは東エレクが得意とするエッチング装置分野や、アドバンテの土俵である検査装置分野の需要拡大が顕著となっている」(市場関係者)ことが指摘されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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