【材料】四国化が続急伸、前期経常を一転1％増益・最高益に上方修正

　17日、四国化成工業 <4099> が17年3月期の連結経常利益を従来予想の66億円→82.9億円に25.6％上方修正。従来の19.5％減益予想から一転して1.1％増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。

　想定以上の円安進行で化学品事業の輸出採算が改善したことに加え、建材事業におけるコスト削減の進展などが利益を押し上げた。前日終値ベースの予想PERが14.9倍→11.5倍に低下し、割安感が強まったことも支援材料となった。

株探ニュース