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【材料】トーセイが3日ぶり反発、第1四半期営業利益は減益着地も悪材料出尽くし感強まる

トーセイ <日足> 「株探」多機能チャートより
 トーセイ<8923>が3日ぶりに反発している。5日の取引終了後に発表した第1四半期(16年12月~17年2月)連結決算は、売上高146億7700万円(前年同期比8.5%増)、営業利益38億2800万円(同7.3%減)、純利益25億円(同4.2%減)と減益で着地したが、株価は3月中旬以降下降局面にあっただけに、目先の悪材料出尽くし感から買いが入っているようだ。

 不動産流動化事業で収益オフィスビルや賃貸マンションなどの1棟販売を順調に進捗させたほか、不動産開発事業で戸建て住宅の販売を推進したことなどが寄与し売上高は増加したが、不動産開発事業で前年同期は商業施設2件の売却があった一方、今期は戸建て住宅の販売のみであったことなどから減益を余儀なくされた。

 ただ、会社側では第1四半期業績について「概ね計画通り」としており、17年11月期通期業績予想は、売上高692億6800万円(前期比39.0%増)、営業利益100億800万円(同7.8%増)、純利益59億2600万円(同6.8%増)の従来予想を据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年04月06日 11時19分

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