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【市況】東京株式(前引け)=反発、好調米経済を背景に円安も追い風

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 31日前引けの日経平均株価は前日比125円61銭高の1万9188円83銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は8億5599万株、売買代金概算は9260億6000万円。値上がり銘柄数は1360、対して値下がり銘柄数は519、変わらずは133銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、リスクを取る動きが再燃した。前日の米国株市場では好調な経済指標を受けて主要指数がいずれも高く、米長期金利の上昇で為替も円安方向となり、主力株中心に追い風となった。銀行や保険株がしっかりだったほか、建設株や鉄鋼株なども堅調で全体相場を牽引している。ただ、期末で積極的な買いは手控えられ、売買代金は1兆円を下回った。

 個別では任天堂<7974>が堅調、東芝<6502>も高い。ファーストリテイリング<9983>が上昇し、良品計画<7453>も値を飛ばした。前日のストップ高の北の達人コーポレーション<2930>が続急伸、アルファ<3434>も値を飛ばした。タクマ<6013>、日機装<6376>も活況高となった。半面、森永乳業<2264>が値幅制限いっぱいに売られ、森永製菓<2201>も大幅安。星光PMC<4963>、ブイ・テクノロジー<7717>なども売られた。トクヤマ<4043>、住友大阪セメント<5232>も安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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