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【市況】NY株式:ダウは150ドル高、原油高や堅調な経済指標を好感

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

28日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は150.52ドル高の20701.50、ナスダックは34.77ポイント高の5875.14で取引を終了した。朝方はトランプ政権への懸念が根強く、小動き。原油相場の上昇や、2月卸売在庫、3月消費者信頼感指数が予想を上振れたことが好感され、堅調推移となった。連日の株価下落で買い戻しも広がった。セクター別では医薬品・バイオテクノロジーを除いて全面高となり、自動車・自動車部品や運輸の上昇が目立った。

レストランチェーンのダーデン・レストランツ(DRI)は決算内容が好感され、上昇。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、中国のネット企業であるテンセントが同社株5%を保有していることが明らかとなり、堅調推移。自動車大手のフォード(F)はミシガン州にある3つの工場に対する12億ドルの投資計画を発表し、上昇。ネット小売のアマゾン(AMZN)は、中東の電子商取引会社スークと買収合意し、買われた。携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストの目標株価引き上げを受けて、過去最高値を更新した。

著名投資家デービッド・アインホーン氏が率いるグリーンライト・キャピタルは、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)に対して種類株式発行による企業価値向上策を提案したものの、GM側は同提案を即座に拒否した。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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